第35回理容師国家試験@平成29年2月1日(水)から

目次

実技試験日

平成29年(2017年)2月1日(水)から

筆記試験日

平成29年(2017年)3月5日(水)から

理容師国家試験共通の持参必須用具類

理容師実技試験で使用する用具類は、モデルウィッグや器具皿のように全ての課題に共通するものと、各技術固有のものとがあります。
各技術に共通の用具類は次の通りです。

用具名 数量 規格等
作業衣 1着 白色又は淡色の上っ張り型で、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの
理容師実技試験用標準仕様適合モデルウィッグ 1体 ・理容師実技試験用標準仕様適合表示シールが貼られているもの
・頭部又は頸部に作業の目安となるマーキングがないもの
・いずれの部位にも氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの
・頭髪に薬液処理又はアイロン技術をしていないもの
モデルウィッグ用取付金具 1個 業机に取り付け可能なもの(注1)
モデルウィッグ用ショルダー 1個
器具皿 2枚 作業中に見やすい位置に「消毒済」と「使用中」の表示をすること
セットコーム 1本
スプレイヤー 1個
除菌用ウェットティッシュ 適量 ・「消毒薬」の表示をしたもの
・成分表示にエタノールと表示され、かつ、ペーパーが乾燥していないもの(注2)
汚物入れ用透明ビニール袋 1枚 「汚物入れ」の表示をしたもの(注3)
救急ばんそうこう 適量

(注)
1.モデルウィッグの高さが不足する場合は、必要に応じてジョイントを使用してください。
2.成分表示のない容器に収納している場合は、規格不適合とみなします。
また、成分表示として「エタノール」以外の名称が表示されている場合も規格不適合とみなします。
3.汚物入れ用透明ビニール袋は、使用済みの除菌用ウェットティッシュ及びタオルを十分収納することができる大きさのものであること。

カッティング技術用持参用具

理容師国家試験,カッティング
用具名 数量 規格等
カッティングクロス 1枚 白色のもの
シェービングクロス 1枚 白色又は淡色のもので、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの
エレクトリッククリッパー 1台 コードレス式で刃の厚さ2mmの固定刃のもの
カッティングシザーズ 1丁
セニングシザーズ 1丁
カッティングコーム 2本 目の粗いもの(基礎刈用)と細かいもの(仕上げ刈用)を各1本
カッティングブラシ 1個
毛払いブラシ 1個
器具ブラシ 1個
乾燥タオル 2枚 ・「消毒済」の表示をした透明なビニール袋に入れること
・白色又は淡色のもので、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの

シェービング・顔面処置及び整髪技術用持参用具

理容師国家試験,シェービング・顔面処置及び整髪用持参用具
用具名 数量 規格等
マスク 1枚 白色のもの
シェービングクロス 1枚 白色又は淡色のもので、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの
シェービングカップ 1個
シェービングブラシ 1個
シェービング用石けん 適量
替刃式レザー 1丁 刃は安全機能がないもの
レザー拭き用ティッシュペーパー 適量
顔面処置用乳液 適量 詰め替え容器を使用する場合は「乳液」の表示をしたもの
濡れタオル 2枚 ・「消毒済」の表示をした透明なビニール袋に入れること
・白色又は淡色のもので、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの
・タオルの中央に目印となる線が入っているものでもよい
シェービング用毛取り紙 1枚
毛取り紙用クリップ 1個 ダックカールクリップ等
ヘアワックス 1個 詰め替え容器を使用する場合は「ヘアワックス」の表示をしたもの
セット用ブラシ 1本
乾燥タオル 4枚 ・「消毒済」の表示をした透明なビニール袋に入れること
・白色又は淡色のもので、氏名、学校名、店名やこれらを表す目印等の記入がないもの

実技試験課題の設定条件

試験時間

カッティング
25分間
※ 基礎刈・仕上げ刈20分間、セニングカット5分間とする。

シェービング
15分間(顔面処置を含む)

整髪
5分間

技術の条件

カッティング技術
  1. 基礎刈・仕上げ刈及びセニングカットによるミディアム分髪スタイルとする。
  2. 後頸髪際から1cm以上、クリッパーで2mmに刈ること。
  3. 基礎刈、仕上げ刈を行い、頭髪は頭部全体で2cm以上刈ること。
  4. セニングカットは、接合部以上の長髪部位にセニングシザーズを用いて行い、自然な仕上がりとなるように毛量を調整すること。
シェービング技術・顔面処置
  1. ネックシェービング、フェイスシェービング及び顔面処置を行うこと。
  2. シェービングは1回剃り(ワンシェービング)とすること。
  3. 逆剃りは行わないこと。
  4. 前額部及び後頸部のシェービングは行わないこと。
  5. 濡れタオルによるてん包、密着及び清拭全ての技法を用いること。
  6. 乳液の塗布、マッサージ及び拭き取りを行うこと。
整髪技術
  1. スタイルは、左サイドに7対3の分髪線のあるミディアムスタイルとする。
  2. ヘアワックスを使用し、ソフトに仕上げること。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    商品流通部 課長・インストラクター
    美容材料通販サイト REVO+ の運営に携わりながら、臨店講習を担当。
    日々、メーカーと薬剤の事、毛髪の事を話し合い考えている元美容師です。
    インスタグラムでも発信しています。 お気軽にフォローください。
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