“色質感”を業界初の技術でかなえる
ホーユー プロマスター アプリエミドル 誕生。
業界初の3剤式ヘアカラーで“色濃く透ける発色”をかなえるホーユー プロマスター アプリエ シリーズから、新しい“アプリエミドル”の誕生です。
ホーユー プロマスター アプリエミドルは、新たな知見の発見によって、“ムラなく均一な染まり”を実現します。
さらに、つややかで、すべるような指通りを可能にするうるおい成分を配合。
その仕上がりのネーミングは“色質感カラー”~輝きをまとう発色と、つややかな質感~
ホーユー プロマスター アプリエミドルは、業界初の技術で、エンドユーザーの「ニーズ」に応え、新たな市場を創造する高付加価値ヘアカラーです。
目次
追加情報随時更新
- 2018年5月17日追記 REVO+で販売開始しましたので、リンク追加しました
市場・ニーズ分析
消費者:各年代 染毛場所の比較(15 ~ 84歳)
サロンでの染毛割合が特に高い世代。
消費者:15 ~ 44歳 ユーザーの分析枠組み
15 ~ 44歳女性ユーザーのライフステージは大きく3つに分かれている。
ニーズ:各年代毎にヘアカラーニーズが異なる
- 「“透明感”や“軽さ”を特に求める年代」(15 ~ 24歳 学生を中心とした世代)
- 「赤みを嫌い、質感を重視する年代」(25 ~ 34歳 社会人を中心とした世代)
- 「白髪も赤みも嫌い、“今まで通り”を重視する年代」(35 ~ 44歳 子育てママ世代)
プロマスター アプリエ全シリーズ共通の“価値”
消費者:ターゲットユーザー女性の本音
単一トレンドではなく、複数のトレンドをうまく取り入れながら“自分らしさ”を表現するファッション・トレンドに表されるように
「多様な側面を持つ自分」を楽しみたいというのが今の女性の本音。
ブランドや流行にとらわれず、”自分基準”でファッションを楽しむ女性たち。
90年代のまでのような特定のファッションスタイルが世の中を席巻することはなくなり、現在は各々がその時々に合わせて”自分基準”でファッションスタイル・複数のトレンドを取捨選択している。
プロマスター アプリエ シリーズにしかない価値
全シリーズに共通するプロマスター アプリエにしかない価値は、国内初認可を得た「3剤式」という唯一無二の製品特徴だからこそ実現できた
“「メラニンの均一分解ダポート」による「色濃く透ける発色」”
(メラニンを分解するから色濃く染まり、分解が均一だから光に透ける)
目指すポジショニング
エンドユーザーのベネフィットから整理すると、目指すポジションは色濃く透ける発色 × 質感の右上。
差別性を美容師に対して明確にするためには「①色濃く透ける発色 × ②質感」を。
さらに、
このサロン市場は「言葉」を中心に動いているか?
市場原理:①オーダーの方法
「初めての美容師・・・」「前回と同じ美容師・・・」の場合、7割弱は”画像”を用いてやり取りする。
中でも「自分で持ってきたイメージ画像を見せながら」が最も多いオーダーの方法となっている。
市場原理:②カラー剤のオーダー
使用するカラー剤を「自分で指定する」のは1割、9割は「美容師に任せる」
そもそも自分が使用しているカラー剤の名前を知っているのは13%のみ。
「カラー剤名」ではなく「なりたい仕上がり」を
「言葉」ではなく「画像」を中心に
ヘアカラー / ヘアスタイルをオーダーしている。
マーケティング戦略上のポイント
エンドユーザに対して「言葉上の表現」のみならず
仕上がりの「ヴィジュアル」レベルでの明確な差別化を、
伝達方法として「店頭コミュニケーションの充実」が
ポイントになっている。
25 ~ 34歳 ターゲットユーザーの大多数は、働く女性
オフィスカラーの推奨明度
一般企業のオフィスカラー明度基準は大多数が6,7,8レベル。
ホーユーの20レベルスケール基準だと7 ~ 9レベルになる。
結論
プロマスター アプリエミドルの開発着眼点
- 美容師が使い方簡単(≒ 単品使用)
- “ターゲットユーザーベネフィット”に特化したヘアカラー
- アンダートーンに左右されづらい色調
- 人気色を中心としたカラーバリエーションと需要度の高い明度設定
- 仕上がりの美しさ(ツヤ、すべるような指通り)
- ダメージに対する配慮
商品特長
商品特長①
その発見から
“メラニンの均一分解をサポート”に着目。
3剤式ヘアカラーだからこそ、
中明度領域でも
“色濃く透ける発色を”
実現する仕上がりへ
商品特長②と訴求コピー
“ムラなく均一な染まり”を実現します。
さらに、つややかで、すべるような指通りを可能にするうるおい成分を配合
その仕上がりのネーミングを
“色質感”と命名。
色質感とは・・・
色濃く透ける発色と、つややかで、すべるような指通りを指します。
“色質感”はホーユーの登録商標です。
商品特長③
“グレイッシュ”ベースで、深みのある色濃く透ける発色
プロマスター アプリエミドルは、絶妙な色調設定により
安定した希望色調を実現した色調設定
カラーラインナップ
質感にまでこだわったうるおい成分
エンドユーザーが好む1位の”はちみつ”と、2位の”シアバター”を配合。
1位 はちみつ 2位 シアバター
商品ラインナップとシリーズ共通アイテム
- PCパウダー(3剤)
- 1剤 クリア剤“CL”
- AC CARAGE(ケアージュ)
- SQ プロオキサイド 6%、2%
プロマスター アプリエミドル テクノロジー
PCパウダーについて
過炭酸ナトリウム(Sodium Percarbonate)
・炭酸ナトリウムの過酸化水素付加物。
・ブリーチ力を増強するブースターの役割。
・オキシのパワーを増強。
・アルカリのポテンシャルもアップ。
・ブリーチ力、発色に影響する。
キーテクノロジー(メラニンの均一分解)
アルカリ剤種の組み合わせにより、
毛髪内のメラニン顆粒を均一に分解し
透明感を出すことが可能になる
使用するアルカリ剤を組み合わせることにより、外周部のメラニン顆粒も分解することができ、毛髪全体で均一なメラニン分解が可能になった。
この知見から、光の透過性がアップし、透明感が出せるようになった。
アルカリ種によるメラニン分解の違い
メラニンを毛髪中心側から分解
(≒ 外周部のメラニンが分解されにくい)
メラニンを毛髪外周部側から分解
ムラなく均一な仕上がりの新テクノロジー
既染部と新生部のつながり(マイクロスコープ観察像)
メラニンを均一分解することで、新生部 ~ 既染部までムラなく染められる。
アルカリ配合量
システイン酸の生成量
毛髪強度の低下、タンパク質の流出など様々なデメリットの原因に。
うるおい成分
ヘアヴェールV処方
近年の色づくり
寒色系の濃い色で赤みを抑えこむ色づくりが主流。
アプリエミドルの色づくり
アンダートーンに左右されづらいグレイッシュな色づくり。
モデルテスト結果例
サロンユーザー評価
プロマスター アプリミドルの特長
「輝きをまとうつややかで、すべるような指通り」は高評価
香調
ホワイトブーケの香り
ホワイトローズ、バイオレット、ミュゲ、ジャスミン、イランイランが重なり合ったティーグリーン、カシス、グレープフルーツ、アップル、パッションフルーツの効いた爽やかさを感じさせます。
リフト力、染料濃度イメージ
カラー |
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薬剤の選び方
既染部に9レベルを使用する場合
※新生部の薬剤選定は既染部よりも暗い色レベルがオススメです。
BASIC CASE WORK
根元が2cm伸び、既染部が10レベルの状態を9レベルのモノクロームへ。
コントロールカラーの使い方と目安
- MD LT(ミドルライトナー)
中間 ~ 毛先の既染部にカラー剤を塗布する場合、求める明るさや色の濃さに応じてベース色にミックスして使います。
ミドルライトナー単品では13レベルになります。 - DP BL(ディープブルー)
根元の赤味やオレンジ味が取れない場合、ベース色に対し10% ~ 30%ミックスして使用します。 - DP VI(ディープバイオレット)
寒色系に仕上げる際、黄味があり、マット系に傾きそうな場合、ベース色に対し10% ~ 20%ミックスして使用します。
暖色味を強調したいときにも使用できます。
トーンダウンブラウン / コントロールブラウン
明度を下げる場合、ベース色にミックスして使用します。
- TD BR(トーンダウンブラウン)
深みのあるブラウンで、希望の色味単品ではトーンを落としきれない場合や、しっかりとしたトーンダウンをする場合に使用します。
アンダーの状況と目的の仕上がり明度に応じて、基準色に対して10% 20%程度の範囲でミックスします。 - CT BR(コントロールブラウン)
オレンジ味のあるブラウンで、トーンダウン時に色味が強く出過ぎてしまうと予想される場合に色味をやわらげながらトーンダウンする目的で使用します。
アンダーの状況と目的の仕上がり明度に応じて、基準色に対して10% ~ 20%程度の範囲でミックスします。
20%の場合は以下のように明度が下がります。
※CT BR(コントロールブラウン)については、目安表よりやや明るく感じる場合もあります。
基本プロセス
- カウンセリング
お客様のイメージする仕上がりにするために髪質、毛髪状態、頭皮状態などを診断します。
※パッチテストも忘れずに行いましょう。 - 使用色の選定
カウンセリングの結果に基づき、使用色を選定します。 - セクショニング
早く、正確な塗布のために髪を4つのセクションに分けます。 - 薬剤の調合
薬剤を調合します。
1剤と2剤の総量に対して、PCパウダー(3剤)を10%ミックスします。
ミックス比:(1剤 + 2剤) + PCパウダー 10%
※詳しい使用量は、3剤式ヘアカラーの薬剤混合と目安をご参照ください。 - 薬剤塗布 & 放置
4つのセクションに分けた髪の塗布の順番は、① ➔ ② ➔ ③ ➔ ④で塗布していきます。
自然放置で20~30分放置します。 - カラーチェック
トップやネープなど数か所から毛束を取り出し、薬剤をコットン等でふき取りチェックします。 - シャンプー & トリートメント
乳化をしっかりした後、シャンプーを行い、コンディションと色持ちをよくするためにトリートメントを塗布します。 - 仕上げ
ご希望のスタイルにスタイリングして仕上げます。
薬剤混合と目安
3剤式ヘアカラーの薬剤混合と目安
1剤 + 2剤の総量に対してパウダーを10%ミックスします。
ミックス比:(1剤 + 2剤) + PCパウダー 10%
Q & A よくあるご質問
また、使い方はプロマスター アプリエと同じでしょうか?
これによって色濃く透ける仕上がりを表現することが出来ます。
別物として考えた方が良いですか?
※ダブルフェイスカラー
複数の服装を楽しむように、複数のヘアスタイルを楽しむ!!
ホーユー プロマスター アプリエミドルは、この新しい“髪色の楽しみ方”を提供することができます。