目次
予防医学の観点からお客様に本当に使って欲しいホームケア
CONCEPT
予防医学の観点からお客様に本当に使って欲しいホームケア
次回サロンに来られるまでのお客様の髪の土台を守る・・・
TARGET
エイジング世代の髪の悩み、髪のデザインのダメージ
その層をメインターゲットに「髪の予防の新習慣」を提案します。
「髪のたるみ」に着目して開発したインバスアイテムが
サラメンテ ドダイスイニチ トリートメント
傷んだ髪に栄養をプラスするのではなく、「髪のたるみ」の原因「システイン酸」をマイナス
たるんだ髪をコルセットの働きがサポートし補正する
予防医学発想のトリートメントです。
髪のダメージの原因はシステイン酸の増加
髪のダメージの原因は大きく分けて2つあります。
紫外線や摩擦・熱による物理的ダメージ、美容室の薬剤によるケミカルダメージによるものです。
前者はお客様自身のヘアケア・ホームケアで差がつき、後者はスタイリストの技術・知識・経験・薬剤によって大きくダメージの差が出てしまいます。
ただしお客様のホームケアにも限界があり、紫外線の影響や美容室での施術でダメージを最小限に抑えても、どうしても生まれてしまうダメージ物質がシステイン酸です。
一般的に健康な髪はシスチン結合が多く、毛髪内部の架橋が強く構造が安定しているためダメージに耐性があります。
しかし毛髪は死滅細胞のためシスチン結合が増えることは難しく、年齢と共に減少していきます。
さらに日常の紫外線やサロンのケミカルによってシスチン結合が開裂、正常なシスチン結合の数は減り、それがシステイン酸に変化し増加、蓄積、だんだんと髪の強度が下がりさらにダメージを受けやすくなるという負のスパイラルになってしまいます。
通常、紫外線が毛髪に当たると紫外線は吸収され 、毛髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロシン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化されて別の物質に変化してしまいます。
こうなることで、毛髪を構成しているケラチンタンパクがダメージします。
また毛髪のS – S結合が切れ、酸化によってシステイン酸(SO3H)が生成することでも毛髪がダメージします。
プールや海水浴などで髪が濡れた状態で紫外線を浴びるとシステイン酸の生成が加速され、さらにダメージが大きくなります。
カラー、ブリーチ、パーマ施術の際に使用する過酸化水素やブロム酸などの酸化剤により毛髪内のシスチン結合が過剰に酸化され生成する。
システイン酸まで酸化反応が進んだ場合、パーマ処理で用いられる還元剤などではスルフィド基やジスルフィド基に戻すことができず、共有結合を形成する能力を失ってしまう。
このように、システイン酸は毛髪ダメージの指標の一つと考えられています。
現在のサロンのパーマや縮毛矯正の薬剤は低アルカリ、低pH、高還元処方のものが多く見受けられ、ダメージのを抑える薬剤が主流になってきています。
そのためダメージの原因となるキューティクルやコルテックス間のCMCの流出も減り、ランチオニン結合などの不可逆結合の生成も少なくなっています。
しかし2剤がブロム酸が多いため短時間での酸化不完全や時間超過の影響によるシステイン酸が生成される場合があります。
プレックス系の処理剤を用いてのブリーチもタンパク質の流出は減少するものの、アルカリに長時間放置でのランチオニン、活性酸素によるシステイン酸の影響が大きくなります 。
エイジング毛は健康毛に比べてシスチン結合が少なく、タンパク質、CMCも少ない毛髪への施術となるためにダメージしやすく、お客様の望むパーマの強さ、持続性、扱いやすさが難しくなります。
髪のたるみに、お豆腐作りの発想から生まれたシステイン酸の架橋効果
「グルコノデルタラクトン」は水に溶解すると徐々にグルコン酸に変化するという特性があります。
この特性によって他の有機酸と異なり、添加後すぐにpHが下がらず、ゆっくりとpHを下げるということが可能です。
豆乳にグルコノデルタラクトンを添加すると、豆乳のpHがゆっくりと下がります。
これによって豆乳中のタンパク質をゆっくりと均一に凝固させることができます。
豆腐でも主に充填豆腐に使用され、他のにがりなどの凝固剤と比べ、たくさんの豆腐を作ることができるというメリットがあります。
エイジングやダメージの影響で毛髪内部の架橋が切れてしまい、ハリコシ、根元の立ち上がりが無くなり、うねりが出やすくなります。
サラサラの豆乳にグルコノデルタラクトンを添加するとゆっくりと豆乳のタンパク質を架橋しお豆腐が形成されます。
この効果を利用して、髪のタンパク質の緩んで切れてしまった架橋を再結合させる事ができる事がわかりました。
さらに時間を置くことで、髪を穏やかに収斂させ、ひきしめツヤを出します。
ホームケアはケラチン補給よりもキューティクル予防
従来のインバストリートメントはダメージ補修やケラチン補給の成分が重要とされてきました。
もちろんそれも大切なことではありますが、髪の内部補修よりも毛髪表面のキューティクルの剝離を予防するホームケアが効果的と考えております。
ドダイスイニチトリートメントに配合されているH – SP200はグルコノラクトン(グルコン酸)の特性を活かして、毛髪内部に蓄積したシステイン酸同士を架橋し毛髪の内側からコルセットのように補正、外側を補強し、髪本来の架橋構造を再構築、段階的にサポートする画期的な成分です。
そのほか、キューティクル剝離を予防するためのCMCとキューティクルを摩擦、熱、活性酸素からのダメージから守るためのプレックス成分を効果的な配合バランスに調整しオールインワンしてあります。
さらに、紫外線や水道水中の成分が原因で生まれる活性酸素を抑制し、システイン酸の生成も予防します。
お客様自身が簡単に使えて、効果が高く、実感が得られるホームケアトリートメントです。
ドダイスイニチトリートメントは髪の土台を補正・補強・予防
健康毛
架橋構造が安定しハリ、コシ、ツヤがあり、しなやか。ダメージ毛
紫外線や残留ケミカルの影響でシステイン酸(– SO3H)が生成され架橋構造が不安定になります。キューティクルの剥離も見られ、親水性に傾き始める。
①グルコン酸(- M -)が浸透
グルコン酸(– M –)が毛髪内部に浸透、紫外線やケミカルダメージで生成されたシステイン酸(– SO3H)に反応し、コルテックス、キューティクルにシスチン(S – S)結合と同様な架橋構造を補正します。
毛髪構造の強化することでタンパク質の流出を予防し、疎水性回復をしながら土台を形成、髪にハリ、コシを与えます。
②ナノリペアCMCと③マレイン酸共重合体がキューティクルの剝離を予防
架橋補正後、ナノリペアCMC(cmc)の毛髪構成脂質ナノカプセル、トリプルセラミドが、ダメージを受けたマトリックス間キューティクル間に浸透し保水力を高めラメラ構造を補修し補強する。
さらにマレイン酸共重合体(Cu)がキューティクルを補強し剥離を予防し、ツヤとしなやかさを保ちます。
④(ラネス – 40マレイン酸Na / スチレンスルホン酸)コポリマー ⑤エルカラクトン
コポリマー(l)が220℃にもなるスタイリング機器による熱ダメージから毛髪を強力に保護、摩擦を低減し物理的ダメージから毛髪を予防する。
エルカラクトン(l)がドライヤーの熱と反応し補正効果を持続します。
エイジング毛、ダメージ毛のたるみ、うねり、絡みを改善する。
⑥グルコノデルタラクトン
グルコノデルタラクトン(l)が水道水中のカルシウムや金属イオン(*)と反応し、毛髪への付着を防止し、紫外線からのシステイン酸の生成を抑制することで髪の酸化を予防します。
また水に溶解すると徐々にグルコン酸に変化するという特性があります。
この特性を活かし、インバストリートメント使用頂くことでとダメージヘアのpHを安定させ穏やかに髪を引き締めます。
一度、使えばわかる!コルセット効果!
白髪染めを繰り返すエイジングヘアにも!
アイロンでスタイリングするブリーチヘアにも!
弱った髪のパーマスタイルにも!
改善トリートメントや縮毛矯正にも!
ドダイスイニチトリートメント Q & A
今お使いのトリートメントと交互に一日おきや週2回程度使うのが効果的です。
ハイダメージな髪のほど補正効果が高まります。
髪全体になじませて1分以上放置してからしっかりと流してください。
時間を置くことで、補正効果が高まります。
ドダイトリートメントで作られた架橋にパーマはかけられません。
表面の質感はアウトバスで対応ください。
地肌に付着しても問題はありませんが、しっかりと流してください。
前処理剤や混合して使うと薬剤の減力やコントロールが難しくなりますのでお勧めしておりません。