このページはリトル ・ サイエンティストの解体新書を元に作成しています。
目次
ヘアデトックスを行う前に
- 「事前準備」を読み、粧剤を準備する。
- 施術工程を確認する。
- 施術動画や解説動画を見て施術をイメージする。
- 実際にやってみる。
- よく分からなかった点や上手くいかなかった部分を中心に再確認 ・ 再トライ!
全ての施術に共通するポイント
- 処理剤を塗布する前の注意点は「余分な水分はしっかりと髪から除去しておくこと」です。
水滴がたれる状態では水分が多すぎますので、タオルドライなどで余分な水分を除去しましょう。 - 結果が出ないことが多い場合は、剤の塗布量や塗布方法と、揉みこみなどの「髪に効かせる」ための技術をもう一度見直しましょう。
- 様々なケースに応用していく場合は、リトル大学院を参考に理論の理解を深めていくことが結果を出すためのポイントです。
ヘアデトックス
目的
ケミカル施術後に残留するアルカリや酸化剤を除去することでダメージを抑制しパーマのダレやカラーの色持ちを良くします。
こんな方におススメ
- カラーリングの褪色を抑えたい
- パーマがすぐ取れる
- 再来店時のダメージが気になる
効果
- 過酸化水素の除去
- ブロム酸の除去
- アルカリの除去 ・ pH調整
- 引き締め
- キューティクル補修
結果
- アフターダメージ抑制
- パーマのダレ防止
- カラーの色落ち防止
事前準備
- ワクワクneo ヘマヘマ 10倍希釈(ヘマヘマ : 水 = 1 : 9)
◆還元剤の封鎖 ・ 還元ストップ
◆過酸化水素の分解
◆タンパク質の架橋
◆5αリラクターゼの阻害 - ワクワクneo キトキト 10倍希釈(キトキト : 水 = 1 : 9)
◆ブロム酸の分解
◆酸リンス効果 ・ pH調整
◆髪の引き締め
◆キューティクル補修
10倍希釈の作り方
アプリケーターに準備すると便利です
ヘアデトックスのやり方
カラー施術例
- カラー施術乳化水洗後
- カラーシャンプー
- 水洗
- ヘマヘマ 10倍希釈 30ml 塗布
- チェンジリンス
- キトキト10倍希釈30ml塗布
- チェンジリンス
- トリートメント
- 水洗
- 仕上げ
※④ ~ ⑦までがヘアデトックス
パーマ ・ ストレート施術例
- 2剤終了(ロッドオフ)後
- 水洗
- ヘマヘマ 10倍希釈 30ml 塗布
- チェンジリンス
- キトキト10倍希釈30ml塗布
- チェンジリンス
- トリートメント
- 水洗
- 仕上げ
※③ ~ ⑥までがヘアデトックス
施術ポイント
- キトキト 10倍希釈、ヘマヘマ 10倍希釈は、アプリケータに用意すると便利
- チェンジリンス時に溜めるお湯は、カラーカップ3~4杯分約1Lで行う
- チェンジリンスの時間は1分を目安に頭皮全体にいきわたるように行う
ヘアデトックスの流れを再確認しましょう!
ヘアデトックスはシャンプー台で行います。
動画を参考に、各々に合わせて工夫しましょう。