目次
タンパク変性の大半は、自宅でおきている
髪(ケラチンタンパク)を変性させてしまう要因
- 紫外線による酸化変性
- 熱(アイロン / ドライヤー)による変性
- 薬剤(アルカリ/酸/酸化剤)による変性
- 残留アルカリ + 洗浄力の強いシャンプーによる変性
- 水道水(重金属イオン)や強アルコールによる変性
タンパク変性した髪の共通点
硬くなる
キューティクルについて
キューティクルの構造
疎水性でアルカリなどの薬剤に対して強い性質を持っている。
シスチン含量が低い。
アルカリに対して弱い性質を有する。
シスチンを多く含む。(非結晶ケラチン)
親水性でアルカリなどの薬剤に対して弱い性質を持っている。
シスチン含量は低い。
タンパク変性しやすい個所
エピキューティクルが1番変性しやすい。
キューティクルとして一番外側にあるため、薬剤や紫外線、アイロンなどの熱に最初にダメージを受けて硬く(変性)しやすい。
変性すると機能が低下。
エピキューティクル
エピキューティクルとは
蒸気は通すけど水は通さないワックス(18MEA)を塗ったラップ。
エピキューティクルがタンパク変性すると・・・
蒸気を通していたエピキューティクルが蒸気も通さなくなり乾燥します。
水を吸うエンドキューティクルもタンパク変性によりカスカスのスポンジになります。
エピキューティクルは弾力があり、水を吸ってキューティクルが立ち上がってもエピキューティクルの弾力で元の状態に戻す役割ができなくなり、キューティクルがもとに戻れず、摩擦等で剥がれやすくダメージしやすい状態へ。
キューティクルの働き
キューティクル1枚(3層)の中に、水で膨らむ力と閉じる力それぞれある。
キューティクルが開く
髪は水を含むとエンドキューティクルが膨らみ、キューティクルが開く。
キューティクルの閉じる力(作用・反作用)
物体Aが物体Bに力を加えると、必ずBもAに同じ大きさで反対向きの力を返します。
2つの物体が互いに力をおよぼし合って接しているとき、片方の力を作用の力、もう片方の力を反作用の力といいます。
作用の力と反作用の力の関係・・・同じ大きさで向きは反対、一直線上ではたらく
タンパク変性した毛髪
エピキューティクルの閉じる力により、エンドキューティクルも元の厚みに戻る。
水が抜けてもエピキューティクルの閉じる力が作用せず、エンドキューティクルが膨らんだままで閉じない。
タンパク変性した髪は・・・
キューティクルが立ち上がったまま。
だから
- 毛髪内部水分が発散されやすく乾燥
- トリートメントなどの成分がはき出される
- ひっかかりやすくなり剥離しやすい
タンパク変性をさせない為にどうするか?
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特徴
おすすめの使用方法
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タンパク変性した髪にどうカラーをするか?
タンパク変性した髪にどうパーマをするか?
諦めていた方、迷っていた方、ぜひ一度お試しください!