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時代は対症対策から原因対策へ
2019年WHOが新たな疾病分類に老化関連疾患のカテゴリーを追加しました。
以降、老化はガンなど生活習慣病を代表する様々な病気の重要原因として対策が具体化しています。
では老化はなぜ引き起こされるのか。
この老化原因部分の研究は遺伝子とたんぱく質の解明が進むにつれて明らかになり、現在その対策の具体的方法が世界で研究されています。
状態に合わせるのではなく、原因部分から根本的に対策する。
老化は今、克服の道を歩き始めています。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)とは?
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は寿命延長と老化関連疾患対策のキー
NMNレベルを増やすと体内のNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)を増加させ、サーチュイン遺伝子のスイッチをONにして、遺伝子を安定させることで「寿命延長」と「老化関連疾患」の防止につながると期待されています。
サーチュイン遺伝子はエネルギー産生を行うミトコンドリアにも分布しており、活性することで体内のエネルギー代謝(TCA回路)も改善する為、老化と共に衰える活力の回復にもつながります。
サーチュイン遺伝子
サーチュイン遺伝子とは、細胞核、細胞質、ミトコンドリアに分布する老化関連遺伝子です。細胞分裂時などに起きる遺伝子転写エラー(遺伝子に発生するキズ)の修復に係っており、そこから起因する遺伝子老化、細胞老化、疾患の原因を修復する役割を持っています。
しかし、加齢や生活習慣と共にキズが多い遺伝子が殖え、老化進行や病気につながります。
老化・炎症 | SIRT1 – 7 |
アルツハイマー パーキンソン ハンチントン |
SIRT1・2 |
加齢性難聴 | SIRT3 |
2型糖尿病 インスリン分泌 糖耐性 |
SIRT1 – 6 |
2型糖尿病 脂肪性肝疾患 脂質代謝、糖代謝 |
SIRT1・3・6 |
心不全・動脈硬化 | SIRT1・3・6 |
骨粗鬆症 | SIRT1・6 |
間質性肺炎 | SIRT1・6 |
がん | SIRT1・2・3・6・7 |
肥満 | SIRT3・4・5 |
NAD+とサーチュイン遺伝子の老化医学研究の世界
近年の老化原因研究でのホットワードは、遺伝子の劣化の防止です。
私たちの細胞にはDNA(遺伝子)がはいており、細胞分裂をする時にDNAも同時にコピーされますが、困ったダメージがあると老化細胞になったりがん細胞になったりします。
また、DNAにはテロメア・G – テールというしっぽの部分があり、DNAがコピーされるたびに短くなり最後には分裂が出来なくなってしまいます。
では、DNAはずっと壊れる一方かと言えば、きちんと自己修復するための機能も私たちの体には備わっています。
代表的なひとつの仕組みは免疫細胞(白血球)の仕事で、壊れたDNAを持った細胞が発生すると排除にかかります。
突然変異したモンスターを下いたいするヒーローの役割です。
もう一つの仕組みとして近年話題になっているのが、長寿遺伝子とも言われるサーチュイン遺伝子です。
このスイッチをONにすることで、より長生きすると考えられています。
スイッチの一つはカロリーカット(断食・空腹状態)です。
他にもいくつかスイッチを入れる方法が検証されていますが、有力なものがNAD+。
その為、NAD+とサーチュイン遺伝子を対象とした老化原因研究が話題となり、盛んに実施されています。
サーチュイン遺伝子とテロメア寿命延長
テロメアとは、DNAのしっぽの部分であり、細胞分裂の度に損傷して短くなってゆくことが知られています。
その為、遺伝子の安定度の指標とされると同時に、このテロメアの長さを測定することで、可能な細胞分裂の回数 = 寿命の指標になると言われています。
一方で、体内のNAD+レベルを上げるとテロメアが安定することがわかってきています。
つまり、体内NAD+の増加は、テロメアを含めた遺伝子保護に役立ち、生物の寿命を延長することにつながると期待されているわけです。
NAD+と老化
NAD+レベルは、老化の重要原因
NAD+は、老化原因となる遺伝子損傷を防ぐ、サーチュイン遺伝子の全ての型(SIT1 – 7)を活性させることがわかっています。
NAD+は食事に含まれるビタミンB3から少量作られる物質ですが、体内のNAD+レベルは、加齢と共に減少し、どんなに食べて運動しても、50 ~ 60歳までにNADレベルは20 ~ 30歳のときと比較して少なくとも50%低下しています。
ビタミンB3は体内で、NR(ニコチンアミドリポシド) ➡ NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド) ➡ NAD+と変化して作られます。
NRは母乳に特に多く含まれることもわかっており、乳児のDNA保護や成長にも関わっています。
このNAD+を効率的に増やす方法として、様々なことが研究されましたが、NAD+の前駆体であるNRやNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)を直接体内に取り入れることで、効率よくNAD+の量を増やすことがわかりました。
ある研究では、NR摂取後は220%、NMN摂取後は170%体内のNAD+量が増加したと報告されています。
いつまでも若々しく!アジェンズ NMN7500 30カプセル
エイジングケアのキーは食の選択
QOL(生活の質)が高い方はそうでない方と比べて20%以上若い状態であることが知られています。
QOLの中でも食の質を上げるためには、食(栄養素)の選択がとても重要になります。
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)という選択
NMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、ブロッコリーや枝豆に微量含まれる成分です。
体内ではビタミンB3を原料としたNAD+という物質が作られ、私たちの健康維持に使われていますが、NAD+は加齢と共に産生量も落ちていきます。
NMNは体内でNAD+に効率よく変わる栄養素の一つで、その前駆体のNR(ニコチンアミドリボシド)は母乳にも多く含まれ新生児の成長を支えている栄養素です。
NMNをサプリメントで補うkとおで、理想的なエイジングケアの食をサポートすることが可能です。
1カプセル NMN250mg = 枝豆20,000個
アジェンズのNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は1カプセル250mg。
枝豆20,000個、ブロッコリーなら4,000房分に含まれるNMNを1粒で取り入れることができます。
話題のNMNをメディカル品質で
アジェンズのNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド)はクリニック、医療機関向けに開発されたもので、長年の臨床実績、臨床研究が豊富なメディカルサプリメントです。
トレーサビリティ、品質、安全管理がきちんとなされ、安心してお使い頂く事が可能です。
製品について
- 原材料名:βニコチンアミドモノヌクレオチド、黒胡椒抽出物 / 結晶セルロース(国内製造)、HPMC
- 内容量:30粒
- 1粒あたりNMN含有量:250mg
- 賞味期限:化粧箱背面に記載
- 保存方法:直射日光をさけ、湿気の少ない涼しい場所に保管してください
栄養成分表示(100g中)
- エネルギー:387kcal
- たんぱく質:31.4g
- 脂質:1.5g
- 炭水化物:61.9g
- 食塩相当量:0g