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職人の手で丁寧に一丁ずつ作られたあなただけのハサミ。
Imagine the best one.
最高のハサミはお客様によって違う、だから想像して追究し続ける。ナルトシザー(NARUTO SCISSORS)は1963年の創業以来、多様化するご要望に応えるために技術を磨き、ヘアスタイリストの皆様に選ばれるハサミ作りを追究してまいりました。
より良いハサミを目指し、50数年技術を受け継いできた職人達。
彼らが作るハサミにはどんな特徴があるのか。
その一端を是非ご覧下さい。
ナルトシザー とは?
1963年の創業以来、50年以上理美容ハサミを専門に作り続けてまいりました。
「切った感覚がやわらかい」と評されるナルトシザーの製品は、職人が二枚の刃のバランスを絶妙に仕上げることで作り出されます。
その抜群の切れ味でカットされた毛髪は切断面がきれいで、ダメージ毛になりにくいという特徴があります。
ナルトシザーは最良のパートナーを作っている。
「良いハサミってどんな物ですか?」 ナルトシザーの職人に質問すると必ず「技術者の方によって違うなぁ」と返ってきます。
「手の形」や「好みの刃付け」を始め、人それぞれの最良を、耳で聞いて、頭でイメージしながら、職人は手でハサミを作っています。
長く長く使ってもらえるように。
表の刃の理想的な角度は45度、厚さを保ったまま刃元から刃先まで均一に仕上げていきます。
刃の厚みが切れのやわらかさを生み出します。
刃と部品は一つ一つ手作業で鏡面仕上げをします、長く長く使ってもらいたいからです。
金槌で叩いて作り出す刃の「反り」は髪の毛一本分の約0.03mm。
二枚の刃を同一に仕上げないといけません。
計測器は無く、目と経験で判断し作り上げます。
砥石で裏の刃に刃線をつけていきます。
研ぎ過ぎたり、足りなくてもダメ。
丁度いい所を感覚で判断しないとスムーズな開閉になりません。
研ぐことで返り刃が出ます。
これを取り除くのも職人技。
一歩間違えればそのハサミは台無しになってしまいます。
セニングシザーズの櫛の刃角度、専用のヤスリで少しずつ作っていきます。これが難しいのです。
そしてもっとこだわる。
「技術者さんのカット技法に合った刃付けってどんな感じだろう」
「この方に合ったハンドルはどんな形だろう」
「修理に来たハサミを新品みたいにして返したい」
「お客さんの手元に100点のハサミを届けるにはどうしたらいいだろう」
常に考えながらナルトシザーは作られています。
すべては使う人の理美容人生のパートナーで在りたいから。
実際にハサミをお使いになる理美容師の皆様です。
使っていただくハサミを「最良のパートナー」にするために
職人達は今日も技術を磨き続けています。
より良いハサミを目指して
刃形状
ナルトシザーの特徴である、滑らかで柔らかい切れ感をより実感できる刃形状です。
刃に厚みがあるので、硬い毛を切る際や厚いパネルをカットするのに適しています。
ベアリング
(ニューハイボンシリーズ、キングダムストークシリーズ)
表面にある無数の窪みに油が溜まることで、滑らかな開閉感をより長く保ちます。
(スラストベアリング + シャフトベアリング)
スラストベアリングに無数の小さなボールが内蔵されており、それが触点部で転がることで樹脂パッキンよりも開閉感を高めます。
(ニューベアリングシリーズ、バリエーションシリーズ)
シャフトベアリングがボールの「点」で支えるのに対し、「面」の全体で支えることで安定性と開閉感を充実させたベアリングです。
(始皇帝シリーズ)
始皇帝シリーズに搭載しているベアリングは、密閉式ベアリングとシャフトベアリングを組み合わせることで現状提供できる最大限の開閉感を持たせています。
ハンドルタイプ
4種類のハンドルタイプがあり、またお客様の使用に合わせたハンドルのカスタマイズもお受けしております。
角度の付いたヘネシータイプは、ハサミの使用時に手首や肘の負担を軽減すこ効果があります。
このメガネタイプは少しだけ左右非対称になっています。
オフセットハンドルに慣れた方にも使いやすい形になっています。
スタンダードなオフセットタイプです。
シンメトリーなメガネタイプです。
小指掛けが両側についたリバーシブルで使用できるセニングシザーズもございます。
セニングシザーズの種類と特徴
二梳き、三梳き、四梳き、五梳きの基本4タイプと、梳きがランダムに並んだバリエーションシリーズがあります。
その特徴は櫛の先端、小さな溝が段々に配置された構造です。それぞれの溝に分散して毛髪が入るので、カット時セニングラインが出にくくなります。
また、櫛刃の毛髪の抜けが良いように櫛の角を両面に面取りしています。
そのため引っ掛かりが無くスムーズに抜け、毛髪に優しい自然なカットができます。
正刃(Sタイプ)と逆刃(Bタイプ)があり、逆刃は刈り込みなど毛を馴染ませながらスムーズにこなせます。
その他のパーツ
自在ネジによって簡単に調整、分解、組み立てが出来る。
板バネの凸部分と頭ネジ裏側の凹部分が噛み合うことで、ネジの緩み止めの役割をはたしている。
ネジを締める際バネの凸部分が静刃を適度にホールドし、軽い開閉感を保ったまま、鋏のバランスを崩さずに長く使うことができる。
十字バネも形は違うが同じ仕掛け、一箇所でしっかりホールドし、開閉感を保ったまま使用出来る。